齋藤先生の「日本が好きになる歴史全授業」
知人から欲しいと頼まれたので、新しく購入させていただいた。
自分の分もだいぶボロボロになってきたなぁと思っていたのと、教え子にプレゼントしようと思ったので合計3冊。
こちらで完売されたとのこと。
すごいことに、次は書店で買い求めることができるとのこと。
この本を購入したいと最初に齋藤先生にコンタクトをとったのが2015年の7月だった。ちょうど10年という時間を共にしてきたことになる。
振り返ると2013年、2014年と6年生を初めて担任した時、その次の年も6年生を担任した時にはまだこの本と出会っていなかった。
2年間、自分なりにいろいろ頑張って歴史を教えてきたつもりだが、どうしても教科書の記述が受け入れられなかった。なぜ、日本が悪いと教えないといけないのか。この教科書は誰の立場から書かれているのか。でも教えないとテストで点数を取れない。
意味がわからない。
そして、2015年、5年生を担任している時にこの本の存在を知ることになり、購入させていただいた。
追試したくてたまらない気持ちを抑えること9ヶ月。持ち上がりで6年生の担任になり、ついに実践開始。
以来、実践回数4回、8クラスで授業をしてきた。
2024年には池袋で実践発表をさせていただいた。
「大きな古時計」ではないが、この先もこの本と一緒に教師生活を送っていくことは間違いない。
前にも書いたが、自分の人生の転機は知覧に行ったことと、この本に出会ったこと。
次の10年のためにできることをする。
昨年は校内で紹介できた。
今年は市内で。
そして、来年度はさらに広げることができそう。
大きな役割をもらうことができ(というか、その場でもぎ取ってきた)、その時がきたら実践メンバーのみなさんにも報告したい。
最後の1冊が手元に届き、それを教え子に渡せるのも何かの縁。自分なりにバトンを渡せる。
齋藤先生には感謝しかない。
今年度は来週から聖徳太子が登場する。
子どもたちの反応が楽しみでしかたない。
加古川市は聖徳太子に深い縁がある。
今年の夏休みは聖徳太子で授業づくりをする。
これからの10年が楽しみで仕方ない。


コメント