6月の第3回で「古代日本の国づくり」の授業が終わりました。
ほとんど省略なしでやってきましたが
ようやく大事業だった律令国家日本が完成しました。万歳!
そこで次回です。
プログラムは「日本文明の形成」
1 唐との断交と国風文化(日本文明形成のはじまり)
2 源頼朝と鎌倉幕府(続・日本の国柄の独自性)
3 元寇(鎌倉武士が国を守った)
4 戦国日本の二つの課題(スペイン・ポルトガルの世界征服時代に「戦国」でいいのか?)
5 西洋(カトリック)とどうつきあうか(日本の宗教的寛容と一神教専制主義との対決)
◆1回目の国づくりで「天皇中心の文明国家日本」が完成して、2回目の「近代日本の国づくり」が始まるまでのおよそ1000年間はいわゆる中世・近世です。
この時代は、いくつかの特徴があります。
・天皇(朝廷)は京都にあって国の中心であり続けますが、政治権力は貴族や武家に移ります(権威と権力の分化)。
・朝廷による中央主権国家は解体して地方分権化が進みます。
・対外的な国家的な緊張は消えて部分的なものになり、危機(元・スペイン)に際しても確固たる日本ファーストで捌いてしまいます。
・古墳・飛鳥・奈良の第一次文明開化時代は終わり、漢字文明の日本化がすすみ、シナの漢字文明とは決定的に異質な「日本文明」が形成されていきました。
◆今回はここを扱います。
プログラムの内容をしっかり学べば、残りは教科書そのままでもあまり問題はありません。
そういう次第で、この講座では1000年を第4回の1回だけで走り抜け、残りを近現代の授業に使うことにします。
ぜひご参加ください!お待ちしています。
◆オンラインの申し込みはこちらからどうぞ!https://www.kokuchpro.com/event/3631fb68d9692a148d7513be25aee93b
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◆ご参加いただいたかた全員に当日の動画が配信されます。
当日、都合が悪くなっても大丈夫です。
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