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日本が好きになる!歴史授業」の話いろいろ ⑤東京裁判の授業 2
このあとの授業展開をかんたんに紹介します。 4 東京裁判の判決 4年におよぶ裁判の結果どんな判決が出たかを学びます。子供たちの予想は全員無罪・全員有罪・有罪と無罪の両方に分かれました。全員有罪の理由は「正しい判決だから」です。全員有罪の理由... -
「日本が好きになる!歴史授業」の話いろいろ ⑤東京裁判の授業
「東京裁判」の授業は島小学校のまほろば一代目にやりました。2000(平成12)年12月です。この年の歴史授業がいまある全授業の原型になっています。運動をはじめて5年でした。 社会科歴史教科書の「昭和の戦争」はこの裁判の検察側意見と判決にもとづいて書... -
「日本が好きになる!歴史授業」いろいろ ④教室の事実で確かめる
ぼくたちは「軍国主義教師」というレッテルを貼られましたが、それは間違いでした。ぼくたちは自由主義・民主主義の立場に立つふつうの教師でした。違いがあるとしたら、歴史授業で「日本を大切に思う心」を子供たちに伝えたいと考えていたことでした。そ... -
「日本が好きになる!歴史授業』の話いろいろ ③国民を育てる
①の「導入の授業」の話は歴史授業の教育目標にかかわっています。ぼくたちは歴史授業で「国民を育てる」ことを大事にしています。民主主義国日本を支えるのは自分を「国民」と自覚できる日本人だからです。それがないと民主主義という政治体制は支えられま... -
続『名前詩集』
8 ながしまけんご 9 そうまはづき 10 さいとうだいすけ 11 ふじいみか 12 わだみつひろ 13 なかむらゆきこ 14 なかたよしまさ 15 ふるやともえ 16 わくのぞみ 17 よこやまゆうこ 18 まつしたこう 19 にしう... -
『名前詩集』(1995年8月8日刊 私家版)
その年は歴史授業つくるために「自由主義史観研究会(藤岡信勝代表)」を立ち上げた年でした。それまではごく常識的な教師として楽しい授業・わかるできる授業をめざしていた。一般の教員とちょっとだけ違っていたのは月間『授業づくりネットワーク(藤岡信勝... -
「日本が好きになる!歴史授業」の話いろいろ②授業方法について
入門の授業で歴史が自分事になり、学ぶ意欲も高まっても、授業がつまらなければ元の木阿弥です。また自虐的でない、良い内容教えれば、それだけで子供たちはついてくるとも思えませんでした。ぼくのなかでは授業の方法・学習の方法がキーポイントでした。... -
「日本が好きになる!歴史授業」の話いろいろ ①歴史入門
まず最初の授業で歴史入門をします。これは「なぜ昔のことを学ぶのか?」に答えを出して、歴史というのは他人事(’ひとごと)の知識ではなく我が事(自分事)なのだとわかる授業です。 こんなスライドから始めます。 上に上に追いかけて行って、膨大な数の... -
パワポ・スライド「命のバトンと国づくりのバトン」を一部修正しました
修正したのは歴史入門の「命のバトンと国づくりのバトン」です。 この授業の命のバトンの話は、「縄文時代からずっと自分の先祖が日本列島のどこかで生きていた」というストーリーになっていました。それは弥生時代への変化は文化的なものが主であり人的な... -
有難いコメントがありました
★昨日の投稿にコメントを頂けましたので紹介します。 歴史学習サイト「歴史人物学習館」館長の安達弘さん じつは斎藤先生の歴史授業は社会科じゃない、などと言っているのは頭のカタイ日本の社会科教師だけです。 アメリカの社会科教育のテキストには「歴...