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追試アンケートのお願いです!
授業を追試してくれた先生方がどのくらいいてその結果はどうだったかの調査を始めています。 講座を始めて10年たったので、この歴史授業の再現可能性(目標の達成やその他の効果など)を客観的に評価しておきたいからです。この授業は、30年間(当初の感情... -
「日本とは何か?」の考え方
最近「西洋的なもの」が日本を悪くしているからこれを排そうという議論があります。ズレや違和感が生まれたとき、それを性急に敵認定して、引き算しようとするのは危ういと思っています。本来の日本に戻りたい。これは幕末の危機や昭和10年代の危機の中で... -
田村浩也さんの報告「ひみつの図書室ver2.0第50回」
《"歴史授業の改革"をしないといけない!》 ※期間限定でアーカイブ動画も 令和6年10月4日(金) "ひみつの図書室ver2.0"第50回(通算110回) 《特別講演回》 《授業づくりJAPAN さいたま代表》 "齋藤 武夫"先生 タイトル ==============... -
「日本が好きになる!歴史授業」はどうやってできたのか?
「日本が好きになる!歴史授業」がどういうふうにできているのか?という問いに読み替えて、この授業の2本の柱について解説してみました。①相手(敵)のある歴史授業はどういうふうにできているか?②「天皇の国日本の物語」(シン・皇国史観)は戦前の皇国史... -
南北朝正閏問題に学ぶ 8 (まとめ)
あっちこっちしてしまってわかりにくかったでしょうが一応何があってどうなったかは書けたと思いますので、そいろそろまとめます。また なんで今頃南北朝正閏問題なんてやってるのか?意味が分からんというコメントをいただいています。ここでそれにも答... -
昨夜 ひみつの図書室で一時間ほどお話ししました
伊丹の田村浩也さんが主催する「ひみつの図書室」で一時間ほどお話ししました。お題は「日本が好きになる!歴史授業はどうやってできたか」。 今年の春?にほぼ同じお題で田村さんのもう一つのグループでお話ししてちょっと悔いが残っていました。そのとき... -
むかし小学校にあった二宮金次郎像の盛衰
小学校にあった二宮尊徳像の盛衰がわかった(たぶん)。 ブームになったのは昭和3年(1938)でした。愛知県の石工組合と愛知県の鋳物組合が「小学校に寄贈しましょ!」キャンペーンをやったのがきっかけだそうです。意外と新しい。 これは世界でも珍しい民... -
南北朝正閏問題に学ぶ 7
一神教の教義の場合は「正統」でないものは「異端」であり排撃の対象になる。王権や統治権の場合は「正統」でなければ「簒奪」になる。易姓革命では簒奪してしまえば「正統」になる。ただし同一王朝内での「正統」の対は「傍系」または「閏位」になる。南... -
日本政府は「反日歴史教育」に黙っていてはいけない
深圳日本人学校の4年生男子児童が9月18日刃物で刺されて亡くなった。当局は犯人を逮捕したが偶発的な暴力事件として処理しようとしている。が、9月18日は満州事件の発端となった柳条湖事件が起きた日付であり、国恥記念日として中国国民に周知されてい日だ... -
新しい歴史教科書をつくる会埼玉支部の通信
古くからの友人である篠原寿一さんから折に触れて表記の通信が届きます。先月は歴史・公民教科書の採択が終了したという記事でした。篠原さんは、7月10日の蓮田市教育委員会、第23共同採択区の合同採択会議、横浜市教育委員会の採択会議を実際に傍聴されて... -
南北朝正閏問題に学ぶ 6
文科省国定教科書が南北朝を並立のかたちで記述したことへの代表的な批判は次のようなものです。 「水戸義公(光圀)以来確定したる史論にもかかわらず、国定歴史教科書は、三上、喜田両博士の意見により、ことさらに、南北朝を対立して、その正閏を定めず...